刺繍の表現で苦労するところ

P1000020

赤ちゃん用品店で見かけたベビー服です。
胸のところにかわいい刺繍が入っていました。
特に変わり映えしないように見えるかもしれませんが、
実は下に入っている英語の部分、5mm以下の文字なんです。

「それがどうした」って?

これすごいんです。
プリントでは簡単な事なのですが、刺繍では小さい文字を表現する時いつも悩むのです。
当たり前の話ですが、刺繍は糸(線)で表現します。線が面になる訳です。
ですから、小さすぎるとつぶれて文字にならないんです。

生地にもよりますが、アルファベット文字は6mmというのが一つの目安。
これ以下になるときれいな字になりません。

だからこれかなりいい出来の刺繍なんです。
当社の刺繍ではありませんが・・・。

~京都刺繍ライフ/㈱エンブロイド・タナカ~
スパンコール刺繍&オリジナルワッペン
https://kyoto-embroidery.co.jp/